芸術の秋到来!2018年秋~冬に絶対見たいおすすめ美術展ベスト20!見どころ・開催情報もまとめました!
かるび(@karub_imalive)です。9月に入り、ようやく秋の気配が近づいて来ました。秋といえばやはり芸術の秋。2018年秋も、首都圏・関西圏を中心に、過去最強クラスの西洋美術の名画・名作が続々と日本に上陸してきます!もちろん、それを迎え撃つ日本美術のラインナップも超豪華!国宝級の仏教美術はもちろん、日本美術史における巨匠たちをフィーチャーした展覧会が開かれる予定です。そこで、本エントリでは、...
View Article醍醐寺展は主力の寺宝が勢揃い!仏像好きなら絶対外せない展覧会!【展覧会レビュー・感想】
かるび(@karub_imalive)です。2018年秋、首都圏で開催される展覧会は、仏教美術展が大当たりです。東京国立博物館で開催中の特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」...
View Article快慶・定慶展の美仏たちは仏像ファン必見!大報恩寺の寺宝を堪能できました!【展覧会感想・レビュー】
かるび(@karub_imalive)です。2018年の秋は、特に首都圏を中心に仏像系の展覧会が非常に充実しています。中でも、快慶・定慶・行快ら鎌倉時代のスター仏師集団「慶派仏師」の仏像が勢揃いした展覧会が、東京国立博物館で開催中の特別展「京都 大報恩寺...
View Article【XYLOLOGY(キシロロジー)】若手木彫作家が集った、異色の注目展覧会が面白かった!【展覧会感想・レビュー】
かるび(@karub_imalive)です。ここ最近、美術館や博物館で開かれる展覧会では、仏像展が大ブレイクしています。鎌倉時代の仏像彫刻の傑作を集めた「運慶展」は期間中、60万人もの人出がありましたし、現在開催中の「醍醐寺展」(サントリー美術館)、「仏像の姿展」(三井記念美術館)、「快慶・定慶展」(東京国立博物館)など、いずれも非常に評判が良いようです。その一方、仏像以外の木彫作品って、展覧会では...
View Articleルーベンス展で王道の西洋絵画を楽しもう!巨大な宗教画・歴史画は迫力満点でした!【展覧会感想・レビュー】
かるび(@karub_imalive)です。西洋美術史の巨匠として、誰もが一度は耳にしたことがあるけれど、実際に作品をじっくりとまとめて観た経験はあまりない・・・そんなイメージもある、17世紀前半に活躍した画家・ルーベンス。そのルーベンスの画業を、イタリアとの関わり合いに焦点をあてて宗教画や歴史画の大作約70点で振り返る大回顧展「ルーベンス展」が国立西洋美術館でスタートしました。激しくて、ドラマチッ...
View Article史上空前!600点の大量展示が凄い「日本を変えた千の技術博」【見どころ紹介・展覧会感想・レビュー】
かるび(@karub_imalive)です。ここ数年、富岡製糸場が国宝指定されたり、全国各地の博物館ではご当地の産業遺産を収集展示する常設コーナーの整備が進んできたり、工場見学がちょっとしたブームになったりと、歴史的な技術遺産に対する興味関心が高まって来ていますよね。そんな中、明治期以降における日本の科学技術の発達史をわかりやすく総覧できる力の入った特別展「日本を変えた千の技術博」が10月30日から...
View Articleムンク展は名作「叫び」が来日!楽しい仕掛けが満載の展覧会でした!【見どころ解説・展覧会感想・レビュー】
かるび(@karub_imalive)です。2018年秋の上野公園は、西洋美術の展覧会で花盛りです。一足早く上野の森美術館で始まった「フェルメール展」、国立西洋美術館で好評開催中の「ルーベンス展」に続いて、10月27日から東京都美術館で満を持して「ムンク展」がスタートしました。展覧会の目玉となる作品は、西洋美術史に残る屈指の名作《叫び》です。これを見なくてははじまりません。しかし、今回の展覧会はそれ...
View Article凄まじい画力の猫絵師・陳珮怡の個展に行ってきた!【感想・レビュー】
かるび(@karub_imalive)です。上記の画像、どう見ても写真に見えますよね?!でも、違うんです。これは写真ではなく、実際に岩絵の具で描かれた細密絵画の一部なのです。しかも、原寸大ではなく拡大部分画像なのに、全く筆使いの跡が見当たりません!すごすぎます。最近の美術展では、「超絶技巧」という単語をしょっちゅう聞くようになりました。丁寧な手仕事で仕上げられた細密工芸や細密画の展覧会が一気に増えて...
View Article美術展は2回目からが面白い!深い鑑賞体験が得られる展覧会「複数回鑑賞」のススメ
かるび(@karub_imalive)です。展覧会、好きですか?僕は、以前サラリーマンを辞めると決めてから、それまで忙しくてできなかった趣味の一つとして、美術展めぐりをはじめました。それ以来3年間、がっつりはまっています。はじめはモネとかレンブラントといった西洋絵画の巨匠の展覧会を混雑に耐えながら回っていました。が、次第にSNS経由でいろいろな展覧会を知るようになり、日本画、陶磁器、茶道具、ファッシ...
View Articleプロフィール/ブログ「あいむあらいぶ」について
かるび(@karub_imalive)です。いつも当ブログ「あいむあらいぶ」をご覧いただき、本当にありがとうございます。こちらのページでは、初めてご訪問頂いた方のために、当ブログ「あいむあらいぶ」と私こと「かるび」の自己紹介をしています。管理人「かるび」についてハンドルネームの由来「かるび」というハンドルネームは、元々ブログを始める前、20代の頃に趣味のヘヴィメタルからインターネットの掲示板等で交流...
View Article古代中国の超絶技巧!「神々のやどる器展」の凄すぎる造形美!【展覧会感想・レビュー】
かるび(@karub_imalive)です。日本がまだ縄文時代で、狩猟・採集生活に明け暮れていた時、大陸の中国では、すでに殷・周といった広大な国土を治める統一王朝が成立し、高度な青銅器文明が栄えていたことって知ってます?学生時代、世界史が苦手だった僕は、恥ずかしながら40歳になって根津美術館で中国古代の青銅器コレクションを見るまでそのことを全く知りませんでした。だって信じられます?古代ローマやギリシ...
View Article巨匠たちの入魂作品が続々!特別展「皇室ゆかりの美術」【展覧会感想・レビュー】
かるび(@karub_imalive)です。平成最後の年となった2018年、来年の新天皇即位、改元を睨んで皇室関連のニュースが取り沙汰されることも多くなってきましたよね。30年続いた「平成」が終わろうとする中、一つの時代の歴史の区切りを感じさせるような象徴的な出来事や事件も多く報道されています。そんな中、山種美術館ではタイムリーな展覧会として、特別展「皇室ゆかりの美術」が始まりました。山種美術館が所...
View Article空腹時の鑑賞は要注意?!「大江戸グルメと北斎」展は江戸の豊かな食文化が楽しく学べる展覧会!【美術展感想・レビュー】
かるび(@karub_imalive)です。ここ最近、書店に行くと新書や文庫、ムックなど買いやすい価格帯で、江戸時代の生活文化についてわかりやすく解説した書籍が増えました。江戸時代の庶民の生活についての新発見や新解釈が発表され、それまで常識とされてきた当時の時代考証が次々と覆っている中、ちょっとした江戸ブームが起きている感もあります。僕も暇つぶしに江戸についての雑学本を手にとることがありますが、浮世...
View Article【Amazonサイバーマンデー2018】おすすめセール情報・お得な商品を解説!
かるび(@karub_imalive)です。Amazonが毎年恒例として実施する年末の大セール「サイバーマンデー」が、2018年も12月7日18時から、12月12日01時59分まで開催されます。昨年よりも2時間長いロングランとなる年末の大セール。目玉となるのは、日替わりで実施される「タイムセール」ですが、それ以外にもプライム会員限定のセールや、半額セール、在庫一掃セールなど、複数の値引きセールが実施...
View Article【映画感想】バスキアがわからない人こそ見てほしい傑作!「バスキア、10代最後のとき」
かるび(@karub_imalive)です。ジャン=ミシェル・バスキアが亡くなってから30年が経過しました。ユニクロのコラボ商品やZOZOタウンの前澤社長のコレクションのおかげで、今やアートファン以外の一般層にも知名度を広げつつあります。まさにレジェンド級の現代アーティストですよね。当初ストリートのアンダーグラウンドシーンで活動していたバスキアが、アーティストとして認められてから、亡くなるまでに活動...
View Article2019お正月のAmazon初売りセール・おすすめ商品の解説!【年末年始・新春のお得なバーゲンまとめ】
【2018年12月29日最終更新】かるび(@karub_imalive)です。2018年もあっという間に年末を迎えました。さて、年末年始といえば、Amazonの冬セールと初売りが楽しみですね。サイバーマンデーに比べると注目度はそれほど高くありませんが、大型タイムセールや「福袋」などが登場する見逃せないセールなのです。そこで、本エントリでは、2018年の年末年始にAmazonで開催中のセール情報につい...
View Article2018年、見てよかった美術展・展覧会ベスト10まとめ!
かるび(@karub_imalive)です。2018年もあっという間に年末となりました。2015年秋以来、どっぷりとアート鑑賞にはまって約3年が経過しましたが、今年もガッツリ展覧会に足を運びました!ちゃんと数えてはいませんが、恐らく2018年は、過去最高の200くらいは行けたのではないかと思います。せっかくなので、昨年に引続き、2018年度展覧会ベスト10を選んでみたいと思います!それでは行ってみま...
View Articleムンク展の裏話や鑑賞のポイントが満載だった!銀座蔦屋のトークイベント「銀座美術夜話会」参加レポート
かるび(@karub_imalive)です。蔦屋銀座のアート書籍コーナーの一角で行われているトークイベント【銀座美術夜話会―第14話「ムンク展ー共鳴する魂の叫び」開催×『いちばんやさしい美術鑑賞』刊行記念 ムンク展でひらく美術館のとびら!...
View Article人気美術史家の鋭い審美眼!美術読み物「未来の国宝 MY国宝」【美術書レビュー】
かるび(@karub_imalive)です。2017年9月~2018年9月にかけて、小学館から「週刊ニッポンの国宝100」という「国宝」をテーマとした分冊百科雑誌が発売されていました。2018年現在、日本国内には約1115件弱の「国宝」指定を受けている文化財がありますが、その中から週に2つずつ、50週の配本で合計100の国宝をビジュアル満載で紹介する分冊雑誌でした。...
View Article代表作続々!奥村土牛展は傑作・名作が目白押しの特別展でした!【展覧会レポート・感想】
かるび(@karub_imalive)です。2019年は、広尾の丘の上に美術館が移転してちょうど10周年。山種美術館では、これを記念して年間を通じて「広尾開館10周年記念特別展」が開催されます。その第一弾として開催されているのが、戦前~平成にかけて日本画壇で息の長い活躍をした巨匠・奥村土牛の画業を総覧できる「奥村土牛展」です。早速行ってきましたので、詳細なレポートをまとめました。※なお、本エントリで...
View Article巨匠のレア作品をかぶりつきで!加島美術「バック・トゥ・ザ・江戸絵画」が日本美術ファンにオススメ!
かるび(@karub_imalive)です。日本美術の展覧会ってなんとなく地味で難しそうなタイトルが多いですよね。偉い先生が監修して、関係者の利害調整をこなしながら作品を集めたり、ターゲットとなる観覧者の客層を考えたりすることを考えると、地味なタイトルに落ち着いてしまうのも仕方がないのかもしれません。しかし、そんな旧態依然とした日本美術界に風穴を開けるような面白いタイトルの展覧会が東京・京橋の画廊「...
View Article【レポート】抱腹絶倒のトークショー『杉全美帆子×青い日記帳:旧約聖書がわかると、絵画鑑賞が俄然楽しくなる!』【感想レビュー】
かるび(@karub_imalive)です。西洋美術の展覧会に行くと、いつもなんとなくモヤーっとするのが、聖書や神話のいち場面を描いたとされるシーンの解釈です。キャプションを見て、「ふむふむなるほど」と一端は納得はするものの、再び顔を上げて絵画を見直してみると、なんとなく没入しきれず、消化不良な感じが残った経験ってないでしょうか?特に、その中でも最難関なのが「旧約聖書」の世界です。同書は、キリスト生...
View Article山種美術館「花*Flower*華」展(2019)感想レポート:めいこいとの初コラボが予想外の盛り上がり!
かるび(@karub_imalive)です。日本画の展覧会って、美術鑑賞を始めたばっかりの人にとっては、どうしてもどこかとっつきにくい感じのイメージがありますよね。ほぼ白黒の画面に、難しそうな中国語がばばーっと書かれていて、山の中で老人たちがダラダラしているような感じの絵が頭に思い浮かんでしまって「なんかよくわからないや」って感じてしまう人も多いかも知れません。しかし、日本画の中にも、印象派の絵のよ...
View Article【日本画ファン必見】藝大コレクション 2019・第2期展示の見どころを一挙紹介!【展覧会レビュー・感想・解説】
かるび(@karub_imalive)です。東京藝術大学大学美術館で開催中の「藝大コレクション展2019」に行ってきました。これまでも開催されたら必ず足を運ぶようにしていたのですが、今回はなんと、東京藝術大学の熊澤先生のご厚意で、なんと厚かましくも第1期・第2期とも、個別に取材させていただくことができました!そこで、本レポートでは、展覧会後半となる【第2期】の展示内容についてレポートしてみたいと思い...
View Article【マンガ書評】 15年遅れで高橋しん「最終兵器彼女」を一気読みした感想を書くよ
かるびです。秋の夜長は読書・・・ですが、最近Kindleでマンガばかり読むようになりました。今日は、金曜日に全7巻一気読みした高橋しん「最終兵器彼女」のレビューを書いてみたいと思います。http://www.sinpre.com/sinpre/archives/pict/gaidenwp.jpgビッグコミックスピリッツにて2000年1月~2001年7月まで連載と、すでに15年前の作品なので相当な後追...
View Article【ネタバレ有】映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の感想とあらすじ・伏線の徹底解説!/何度リピートしても楽しめる名作ライト文芸の映画化!【ぼく明日】
かるび(@karub_imalive)です。【2019年12月2日最終更新】12月17日公開となった映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(略称「ぼく明日」)を見てきました。2015年の大ベストセラーで、ライト文芸の代表的作品となった七月隆文の原作に沿って忠実に映画化された作品です。1年前、偶然に帰省中の新幹線のキヨスクで購入して、シンプルながら非常に心動かされ、映画化されると聞いて、非常に楽し...
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